· 

カミングアウトすること


アトリエ・IMA(イマ)のHPを見ていると何度となく出てくる言葉に、カタルシスがあります。

心理学や哲学を学んだ方ならご存知かとは思いますが、ほとんどの方が多かれ少なかれ毎日感じてることのひとつです。

日本語では精神浄化作用と訳され、カウンセリングを始めるにあたっての基本ともなります。

一言でいうなら『スッキリする』ことでしょうか。

機会を見てゆっくりブログに書こうと思っています。

 

 

カミングアウトという言葉が一般的になったのはいつ頃のことでしたでしょうか。

ある有名人の旦那さんが "I was GAY" とカミングアウトした頃でしょうか。

しかしながら、誰にでも秘密はあります。

小さなことから大きなことまで。

そんな秘密を白日のもとにさらすことは、長らく禁忌とされてきました。

知ってしまったがために人間関係が崩れたり、職を失った方もいたようです。

 

最近ではある大企業のトップが内部告発により秘密をバラされてしまいました。

国家を揺るがすような秘密を抱えていた当人とその関係者は、いったいどんな気持ちでいたのでしょうか。

そんな大きなことはさておき、カミングアウトの代表的なものといえば性的嗜好。

ジェンダーやダイバーシティが叫ばれて早や数十年。

全国各地では同性の結婚を認める動きも活発になってきました。

LGBTQという言葉も認知度が高まってきたようです。

 

ただ、私はよく疑問に思うのです。

 

差別や区別をしない世の中をつくるためと言いながら、LGBTQとくくること自体がそれに当たるのではないのか、と。

友人にも何人かそのような方はいますし、もちろん雰囲気や話し方は独特です。

それゆえ心の内面はとてもピュアだったり、笑顔がとても素敵だったり。

男として、女として、ではなく人間としてのお付き合いができる関係です。

その方たちのほとんどはカミングアウトをしていません。

敢えて自分がこうである、などと世間に公表したりしないのです。

なぜなら、彼らにはそれが普通だから。

 

前段階が長くなってしまいましたが、わざわざ自分が特別である、と宣伝する意味があるのでしょうか。

裏にはきっと思惑があるのだと思います。

肩書に、トランスジェンダーとあってもそれは自由です。

でもそれって、自分で自分のハードルを上げているようなものだと思うのです。

十人十色。

 

カミングアウトをするというのは、世間に自分をさらけ出すことではなく、自分自身への問いかけなのではないでしょうか。

カミングアウトして、わざわざ自分を決めつけるのではなく、色んな自分がいてもいいのだと思います。

かくいう私も、好きな女性アイドルは?と聴かれてもピンと来ません。

好きな俳優さんやスポーツ選手はたくさんいます。

その多くは男性です。

だからといって同性に性的興味があるわけではありませんし、裸を見たいとも思いません。

もちろん求められれば同性でもハグをします。

 

これは果たしてトランスジェンダーなのでしょうか。