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エレカシ宮本というひと


昨年の紅白歌合戦に初出場。

メジャーデビューから30年を迎える、ベテランロックバンドのエレファントカシマシ。

その構成と作詞作曲、ボーカルを務める宮本浩次というひとがいる。

 

閉塞的な時代にたくさんの人が求めている、元気とかエネルギーやなんかをその楽曲から放出する。

これを書いている時にもスピーカーからは宮本浩次の声が流れている。

 

直接存じ上げない方を、ブログに書くのは引け目もある。

イメージや映像、音楽から流れ出るものだけで判断していいとも思っていない。

ただ、この夏に彼のことを書かないと意味がないと思ったから。

 

ーー

6月23日の日比谷野音。

会場の外側に自分はいた。

 

その日は日本ユング心理学会の第7回大会があった。

生まれて初めての学会というものに参加。

たくさんの気づきと発見と自信と出会いが、まるで渦のように心を満たした。

その足で日比谷に赴く。

空からは細かい雨。傘がいらないくらいの。

 

会場の外にはたくさんの人、人、人。

『外聴き』と呼ばれるファンの方々がステージ方向を見つめていた。

漏れてくる宮本浩次の声。

 

思い思いに身体を揺らし、耳から宮本浩次のエネルギーみたいなものを感じている。

 

宮本浩次の音に触れたのは今年の春ぐらいだっただろうか。

友人に薦められて、何曲かダウンロードしてみた。

たくさんの曲があるんだなぁ、というのが第一印象。

聴きやすいものもあればそうでないものも。

 

ロックを聴いたのは学生以来だったので耳が少し疲れる。

ただ、エレカシ頻度が高まるたび、心がざわめいているのがわかった。

 

詳しくは書かないが、ついぞロックバンドのボーカルとは思えない人間性を見た。

そしてなぜか自分と共通するものを感じた。

長く続けていればいいというものではないし、売れるためだけに音楽をやる必要もない。

 

好きだから続けていられる。

好きじゃなきゃ、そもそも仕事になんてできない。

 

インタビューや特番などで、宮本浩次の言葉を耳にする機会が増えていった。

きっと、今までたくさんの経験をしてきたのだろう。

見えている何百倍も何千倍も辛い思いや苦しみを体験しただろう。

誤解もされただろう、嫉妬も激しかっただろう。

泥水を舐めたりもしただろう。

それでも、武骨に同じことを、音楽を続けてここにいる。

 

宮本浩次にとってのカタルシスは音楽を作ることでもあり本を読むことでもあり表現することでもあるといってもいいだろうか。

一般的に、何かに夢中になっているひとを見ると背中を押される気持ちになる。

宮本浩次には、背中をバンバンバン!!と叩かれる思いがする。

 

ーー

宮本浩次はある番組で

『こんなに長く生きていて、表彰状みたいなものをもらったのは初めてだったから』

と、紅白歌合戦出場のことを口にした。

 

承認欲求だろうと社会的欲求だろうといいじゃないか。

嬉しいのだから。

勝ち取ったものなのだから。

 

最後に、、

強大なエネルギーを身体に入れるのにはこちらにもエネルギーを共有するための何かを持っていないといけないみたい。

気づきを得るためにはアンテナを張っていなくてはいけない。

一歩じゃなくてもいい、半歩でも踏み出した人にはその資格がある。

能動的に気づくことをした人には、きっとそれ以上の何かが待っているはず。

 

 

ーたまさか感ずる最高の瞬間(とき)を

オレはオレを生きるー

 

 

カウンセリングルーム  アトリエ・IMA(イマ)

Shigechika Suzuki

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