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上半期が終わり、そして下半期へ

 

6月に梅雨明けするのは統計を始めてから初めてのことだとか。

それだけ地球の温暖化が進んでいるということでしょうか。

季節の進むスピードも、時代の流れも速くなっている昨今、気持ちはそのスピードに付いていけているのでしょうか。

 

6月30日には【夏越の大祓】が全国各地の神社で行われました。

茅の輪くぐりという行事です。家の近くの神社に、大きな茅の輪があるのを見た方も多いはず。

半年間の罪穢れを祓い、新しい気持ちで新しい季節に入ろうという、古式ゆかしき行事です。

 

宗教的なものではなく、日本人の心にもともとあるような優しい気持ちや、いろいろ溜まってしまったもの、溜めてしまったものを落としてしまいましょうという神聖な気持ちの表れかもしれません。

 

人は知らず知らずのうちに罪を犯しているものです。

大きなものでなくても、悪感情を抱いてしまったり、イライラしてしまったり。

ウソをついてしまったり掃除をしなかったり。それぞれの中に、溜まってしまったもの。

溜まりすぎるとストレスになりますし、自責感にも駆られてしまう。

生きる上では仕方のないことなのですが、心の奥底には鬱積してしまうようです。

 

特に現代ではコミュニケーションを取る機会も減り、どんな重要な話題でもLINEで済ませてしまう。

画面を通してのコミュニケーションは、やはり誤解を生み理解度も遅くなってしまいます。

本来のコミュニケーションというのは、人と人とが相対し雰囲気を感じながら非言語的・言語的に成し得るものだと私は信じています。

 

どんな状況であれ、できればお会いしてお話をしたい。

カウンセリングであっても同じこと。

メールカウンセリングよりは電話カウンセリング、電話カウンセリングよりは対面カウンセリングの方が効果は高いしお互いに感じるものは比になりません。

 

もちろんリラックスして臨めるという利点はありますが、資質も問われます。

カウンセラーはカウンセリングを行うにあたり服装や髪型、いずまいや姿勢などにも気を付けます。

その細かいひとつひとつがクライエントに影響を与え、クライエントの心情に変化を与えるからです。

カウンセラーも、クライエントに観察されているのだということを忘れないでほしい。

 

私事で恐縮ですが、会う方にはだいたい「優しい雰囲気ですね」と言われることが多いです。

もちろん意識している部分もありますが、もともとそんな雰囲気を醸し出してるのだと思います。

自分のことは客観的に見るのは難しいですが、言葉遣いひとつや視線の配り方、クライエントに対しての敬意みたいなものが、そのような高評価を得ているのだと思います。

 

それも、カウンセリングの学びを始めてから変化したことでもあります。

以前は、ちょっとしたことで怒っていました。

自分が怒ることは自分だけの問題だと思っていた節もあります。

ただそれは相手にも影響してしまっていたらしいのです。

ですので、今は気を付けるようにしています。なるべく怒らないように。

怒られて気持ちのいい方はいませんから、敢えて引いたりもします。

しかし、全く怒らないというのは不健全ですから、時と場合を見計らって不条理なものや理不尽な訴えには怒ります。あくまで冷静に、伝えるようにしています。

自分の気持ちを傷つけられたとき。誤解を受けてそれを信じ込まれてしまったとき。

心の中身にズカズカ入り込まれてしまったとき。主観で判断されたとき。

 

そんなときはアサーションを使います。

相手を尊重しつつ、自分の感じていることをできるだけ伝える。

全てを受容し流されていては、相補関係は築けませんからね。

人と人とは違って当たり前。どうしても許せないことがある場合以外には、認めてあげないといけません。

もちろんある程度の信頼関係ができてからでないとケンカになってしまいますので、まずは信頼関係を築くことから始めます。

カウンセリングであろうと、個人的な関係であろうと、変わらないことだと思います。

関係性が進んでいくと、違和感があることもあります。

でもそれはそれ。相手が生き抜いてきた証でもありますから、否定はしませんし認めます。

主観的に判断することは、相手を傷つけることになりますから。

 

今後も、たくさんの方とコミュニケーションを取ることになります。

楽しみでもあり不安でもありますが、ご縁はまだまだ続くようです。

一度つないだご縁は、できればそのまま繋いでいたい。

結ばれることがなくても、何かの気づきを与え合える存在でありたいと思います。

その大切なご縁を、いつの日か感謝の気持ちとしてお返しできるように。

 

 

カウンセリングルーム  アトリエ・IMA(イマ)

Shigechika Suzuki

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