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練習も大事

 

カウンセリングの世界に飛び込んでから早や1年半。

その魅力に取りつかれ、寝ても醒めても頭にあるのは心理のことばかり。

人の心理というのはゴールがありません。

哲学として扱われたり、脳科学としてだったり。

 

心理用語にドイツ語とラテン語が多いのは、まさにそのような歴史があるのかもしれません。

お医者さんがカルテに横文字をサササーーって書いている。

英語なのかな?と覗き込んでもまったく読めない。

医学用語ですから、ドイツ語です。

最近のお医者さんは日本語でお書きになるみたいですが。

子供の頃、近くのおじいちゃん先生がそうやってカルテを書くのを見て、素直にカッコいいなと思っていました。

 

ラテン語は、演劇や文学に通じるものもある。

英語の語源でもあります。

ラテン語は、その言葉の美しさが素晴らしいんです。

そして表現方法。もちろん男性・女性名詞もあります。

イタリア語が唄みたいなら、ラテン語は詩のようです。

 

さて、野球選手は走ってなんぼ、と言われます。

走りこんで下半身を作るのだと。

野球に興味のない方にはわからないお話だとおもいますが(汗)

走りこんでいる選手ほど下半身がしっかりしている。

基礎の練習で身体をまずは作るんです。

 

音楽家だって、ロック歌手だって、練習を欠かしません。

体調が悪いときもあるし、ものすごく忙しいこともある。

それでも、一日に一度は楽器に触れたりするようです。

 

昨日の感覚や気づきを、より自分の中に入れるように。

入れたら抜けないように。脳にも覚えさせる。

 

 

カウンセラーだって同じこと。

毎日の練習は欠かしません。

ただ、カウンセリングの練習というのは相手がいないとなかなか難しい。

実際に職業とされている方はもしかしたら練習相手に不自由しないのかもしれませんが、そうでない方はなかなかカウンセリングをするというのは難しいようです。

 

カウンセリングは、実に奥深いのです。

単なる傾聴では終わらない。

では何を練習するか。

私が実践しているのは、まずは自分の気持ちを口に出す。

どう感じているのか、気分は、生活はどう?と。

それによって気づくことはたくさんあります。

 

次に街へ出てアセスメントの練習。

道行く人を見ながら、非言語を読み取ります。

観察や洞察と言われるものです。

離れていても、話をしなくても、非言語コミュニケーションを感じ取れるか。

そのときは、決めつけでも思い込みでもいいんです、あくまで練習ですから。

まぁ、事実を確認することはできないのですが、アセスメント力はカウンセラーにとって重要な要素のひとつでもあります。

 

そして最後に、本を読みます。

本には呼ばれる、なんて言いますよね。

自分が本を選ぶのではなく、本から選ばれるみたいです。

読むべき本、読まれるべき本は既に決まっている。

デスクにも積ん読がたくさんあります。

さすがに同じものを二冊買うということはありませんが。

 

そう考えると、毎日が練習ですね。

生きていること、生きることそれ自体が、カウンセラーなのかもしれません。

 

カウンセリングルーム  アトリエ・IMA(イマ)

Shigechika Suzuki

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