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所感の続きを書きます。

話が前後するようですが、本科会での薬についての講義は、とてもためになりました。

精神科医ならではの話題もあり、処方する薬はほとんど効用が変わらず、処方するドクターの好みもある、など。

新しい薬やジェネリックもどんどん出ていますが、患者はその薬がどんなものであるか、あまり調べたりはしないようです。

以前、私が薬を処方された時は薬局へ行く前にまず本屋へ駆け込んだものです。

意味不明の薬を飲むよりは、まずその薬がどんなものか知っておこうと思ったからです。

薬ですから、もちろん副作用があります。

その副作用のことを、処方したドクターは説明してくれませんでした。

その処方箋をポケットにしまったまま、帰路についたのを思い出しました。

さて、分科会には15名ほどの人がいて、ほとんどは20代の若い方でした。

その中に交じって40代やそれ以上の方もいました。

本科会の時間が押してしまったため、私が最後の入室者でした。

講師は目白大学の助教で、本も出版されているような方です。

精神分析とトランスジェンダーに興味を持っていて、出版に向けて研究を重ねているともおっしゃっていました。

その割には。

トランスジェンダーの方の心の中身はよくご存じないようでした。

参加者の中に、当事者がいらしたようで(おそらく女装されていたように思います)、講師の方より知識も経験も豊富なようでした。

助教がその方の話を聴きながら、「ふぅ~ん、へぇ~」を連発。

開始5分で私は呆れてペンを置きました。

もちろん大学の助教にまでなられた方ですので、様々な知識や知見をお持ちなのでしょう、もちろん臨床も。

ですが私はその真価を見ることはありませんでした。

参加者の方も、お知り合いの方が多かったようです。

やけに講師をほめちぎる男性や、講師の家族の話で盛り上がる参加者もいました。

私は家族の話やなんかを聴きたかったわけではなく、心理カウンセリングとトランスジェンダーの方の関りについて知りたかったのですから。

きっと講師は、わかりやすい例としてそのようなお話をされたのだと思いますが、参加者は中学生や高校生ではありません。

ましてや聴講生でもありません。

後ろの席で、ノートパソコンを前にした男性がいました。

精神保健福祉士なのだそうです。

その方が質問されていました。その内容で、私はまたしても愕然としてしまいました。

その内容は、既に忘れてしまいました。

忘れてしまっても支障ありませんし、そんな方がトランスジェンダーの方のカウンセリングをしている専門家なのだと思い、何者かを呪いました。

あ、少し思い出しました。

トランスジェンダーの方がどうしてそのような状態になっているのか、理解できない。

などという内容だったと思います。

理解しようとする前に共感して受容することを教えられましたので、この方のカウンセリングを受けている方を不憫に思わざるを得ませんでした。

彼には彼なりの、講師には講師なりの、そして私には私なりの知識や経験があります。

何が良くて何が良くないということはありませんが、社会的弱者と言われているような方を癒すようなお立場にある方がこんなことを感じながらカウンセリングをしていると思うと、何か、ちょっと、いやかなり、残念な気がしてなりませんでした。

もちろん無料のセミナーですからこの程度、と言われれば仕方ありませんが、目白大学を売る良い機会だったはずです。

私の選択肢から目白大学が外れたのは言うまでもありません。

とても雰囲気の良いこじんまりとしたキャンパスでしたが、きっと足を踏み入れることは二度とないでしょう。

どんな経験も、気づきにつながればいいと私は常日頃から感じています。

また、レベルの高低がわかるようになってきたのかな、とも思います。

再三再四申し上げますが、この所感に、どなたかを傷つける目的はありません。

今後も色んなセミナーや研修会に参加します。

色んな学会に参加しようとも思っています。

その中で仲間や友人ができたり、目からうろこの話があったりすれば、この体験も、きっと成長の序になるのだと、信じてやみません。

いつものごとく長文で申し訳ありません。

改行などをしなかったのは、読みづらくても読破したいという気概のある方に向けた文章にしたかったためです。

2018/11/30 Shigechika Suzuki

以前、目白大学の公開セミナーに参加するという内容のブログを書きました。

すぐあとにでもブログでご報告しようと思ってはいたのですが、皆さんをがっかりさせてはいけないなと思い、ブログで書くのはやめました。

このページは最新情報としていながら更新されていないことも多く、あまり人の目にも触れていません。

ですので私なりに所感のようなものを述べたいと思います。

批判や避難に取られてしまうのかもしれませんが、それはきっと矛先が違います。

目白大学は、目白にあるわけでも、新宿にあるわけでもありません。

落合長崎という駅を降り、雨の中歩くこと数分。

静かな高級住宅街にあるこじんまりとした大学でした。

雰囲気はとてもよく、カソリック系なのかな、と思いました。

ちょうど金木犀の咲く時期だったため、馥郁とした香りにキャンパス全体が包まれていました。

本科会は店員100名のところ実際の参加者は20名ほど。

ほとんどが学生さんでした。

男女比率は男性が多く、心理系のセミナーにしては珍しいなと感じました。

講義の初めに、実際に心理カウンセリングの現場に携わっている方は?

との問いに、手を挙げたのは5人に満たず。

うつ病の薬に関してのセミナーでしたが、ほとんどの方が理解できていなかったのではないでしょうか。

分科会は、精神分析とトランスジェンダーを扱ったものを選びました。

講師の方はトランスジェンダーの方に実際にカウンセリングを行っているという方でしたので、面白い話が聴けると思ったからです。

結論から申し上げますと、ガッカリな内容でした。

 

長くなりそうなので、この先はまたのちほど。

くれぐれも、批判や非難ではありません。所感、です。